大好きな修善寺から家族経営の温かい旅館を一件でも守りたいという思いで対山荘を継ぐことを決め、大学3年生から旅館のリニューアルに伴う企画作りから、仕事を手伝い始めました。
リニューアルも落ち着いてしばらくしてから、一度外を経験したいと思い24歳のときに、1年半ほどホテルとウェディング関係で働いていました。改めて旅館ならではのお客様との距離の近さを感じ、楽しみとやりがいを実感しました。対山荘には働いてくれている従業員に会いにきてくださるお客様もいらっしゃるんですよ。対山荘と修善寺を大事にしてくれる仲間を大切に思っています。ご利用いただいているお客様の年齢層が幅広いのでニーズに応えていくことがなかなか大変ですが、お客様との対話や繋がりを作っていくことを楽しみながら取り組んでおります。旅館と温泉街をつなげて、地元を離れている友達たちが修善寺温泉を誇りに思ってもらえるような町にしていきたいなと思っています。