ニュース @ 不動産ガレージ

道路が拡がる!

道路拡幅のため寄附をさせて頂いた場所…

 

お客様の外構工事に合わせ

伊東市の方でキレイにアスファルト舗装をして整備をして頂ける日程も決まった

 

明らかにこの道路を通行する人にとって良いことだと思ってのことです

 

何が何でも道路が拡がることを好ましく思わないお考えもあるとは思う…

 

例えば…

道路が拡幅されることで交通量が増え排気ガス等で空気環境が悪くなる

交通量の増加は交通事故の危険性も同時に高めてしまうことになる等…

 

賛否両論は当然のことですね

 

わが国の歴史の中で人が通行できるだけの幅の道路や路地…

それはそれで趣きを感じる道路もあります

 

しかし牛馬車から自動車への変化

防災概念の見直しなども長い歴史の中で行われ

 

現在の建築基準法では消防車や救急車の進入が可能となる

幅員4mを基準としています

 

幅員4m未満の道路は既存道路の中心線から2m分は敷地面積に算入できないし

そこに容易に除去できない建築物や工作物は造れないというルールになっている

 

画像で言えば白いコンクリート部分がセットバック部分ということになる

 

建築基準法とはいえ

今すぐ道路提供しなければならないということではありません

現況で塀がある場合もあるし建築物が建っている事もあります

 

理想の完成形になるには長い年月がかかります

 

たまたま今回の事業計画地がセットバック対象である土地だったので

弊社としてはセットバック分を伊東市に寄附して

道路部分として整備して頂くことを選択しただけのこと

 

良し悪しは別として…こういう事案に対し…

 

自ら率先して行うよりは

最後まで粘れば高く買ってくれるのではないだろうか

 

先祖代々受け継いできた土地を無償で献上してしまっても良いだろうか

易々とは寄付などできない

 

なんでウチばかりがそんなに土地を提供しなければならないのか…

 

ケースバイケースで様々な状況やお考えがあることだと思います

 

道路が拡がることに賛否両論だから

法律で決めたからといっても区画整理のように強制力がない法律ならば

仕方がない事だと思います

 

寄附及び道路拡幅を『皆さま積極的にやりましょう』

というお話しではございません

 

少しでも道路が拡がることで

ご所有地の売却がし易くなったり資産価値が向上したり

ご所有地のニーズが高まることもあるのではないでしょうか

 

メリットとデメリットの両方の視点から

ご判断し行動に移すことが肝要だと思います

 

 

今回のケースでは

交通量は増えるかもしれないが

国道4車線化に伴い生活道路として商業施設へのアクセスがし易くなる…

 

クルマ同士がすれ違うことに譲り合わなければならない道路事情の解消…

そして何よりも今回の計画地が良くなることは

ご購入いただきましたお客様のメリットになると考えた…

 

プラス材料が多いと思ったので伊東市に協力した次第でございます

 

個々のお考えも尊重致しますが

その不動産が属する地域全体の現状をお考えになることも

大切な事ではないでしょうか

 

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