弊社では不動産の査定を月平均15件ほど行っておりますが…
こんなに物価が高い高いと言われていますが
伊豆エリアの不動産価格はどちらかと言えば
売主様の希望価格で売れない買い手市場の傾向です
周辺の販売事例や競合物件の価格と対比して
正確な情報を提供して現状をご説明させて頂いておりますが
『思ったより高く売れた』というお声はあまり聞けません
一般的には物価上昇の時期には不動産価格も上昇する傾向なのですが
その要因は…
建築コストや労働コストの上昇…
インフレによる現金価値の目減りと資産価値を保持や
割安感からのインバウンドマネーによる不動産投資…
それに加え需要増加!
この今すぐ必要な需要と供給のバランスが
ガソリンや食料品とは異なる大きな理由です
国土交通省の住宅市場動向調査などでは
新築注文住宅の購入価格は平均で5436万円(令和4年度)で
令和2年から上昇し続けている
東京23区における新築分譲マンションの平均価格は
初めて1億円を突破(不動産経済研究所調べ)するなど
住宅価格高騰が続いている
前述の通り建築コストと労働コストのいわゆる物価高の影響と
需要があるから上昇している訳ですね
しかし人口減少や高齢化が進む地方では住宅需要が減少する
需要が減少するから世の中の物価高と比例せずに
地価も下落する
伊豆は後者に含まれるのでしょう
バブル期は湯水のように銀行がお金を貸すから
リゾート地である地方にも資本が投下されました
物価高騰で守り思考が強くなれば
セカンドハウスの言葉通り『セカンド』は現金化されていく傾向となりますが
銀行が評価した担保評価には到底及ばず
売却換金化したくても担保抹消できない…
そのような負のスパイラルを経験してきた時代もありました
現在は1000万円以内の価格帯でセカンドハウスをお探しのお客様は
非常に多いです
本来の姿に戻ったと言っても良いのではないでしょうか
現在の物価高に連動していないため
むしろ適正価格で購入できるチャンスとも言えます
そのボリュームゾーンは需要過多で
供給が追い付いていない現状になっています
求められる物件情報を日々探索しておりますが
全体的に見ても品薄感は否めないです
イヤになるほど何もかもが高い高いのお声が聞こえますが
物価高にある意味左右されない伊豆の不動産…
新緑の季節にお探しになってみてはいかがでしょうか
売却専用ホームページでもブログ更新しております
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