ニュース @ 不動産ガレージ

13の用途地域

普段多く取引される物件は

都市計画法や建築基準法…

その他にもさまざまな法律で

その土地に建てられる建物の規模や用途などが細かく規制されています

 

建築基準法の用途地域では

 

第1種低層住居専用地域からはじまり…第2種中高層住居専用地域…

準住居地域???田園住居地域…

近隣商業地域に工業専用地域…と

 

さわりの呼称を列挙しただけでお読み頂けなくなる言葉が続きます

 

第1種???第2種???

準…って何???

田園住居ってどんなものなどなど

 

この場でひとつひとつご説明申し上げていると

4週分は他をテーマにしたブログが書けなくなってしまいますのでザックリと!

 

都市計画において

13の用途地域が定められていて

それぞれ住居系が8つ…商業系が2つ…工業系が3つ

3つに分類され土地利用の大枠が指定されています

 

読んで字の如く

住居系は住宅を…

商業系は商業施設が集まることを目的として利便性が高い…

工業系は工場などの利便性を優先する地域です

 

普通に考えればこの用途地域を確認するだけで

住宅としての住環境に対して向き不向きがご想像できることでしょう

 

ひとつひとつの用途地域には

建ぺい率や容積率からはじまり

どのくらいの大きさや高さの建物が建てられるのか…

どんな用途の建物が建てられるのか…

空中にもはみ出てはいけないラインがあるなど

その指定された環境を守るために細かな規制がかかっています

 

陽当たり良好なおうちだったのに

ある日その陽当たりを奪うような建物が目の前に建ってしまったら…

 

売買価格も相応に高額だし

簡単に住まう場所を変えることは困難です

 

だからこそこの用途地域を知るだけで

将来の予測がつく訳ですね

普段聞き慣れない言葉ですがチェックが必要です

 

特に指定された用途地域の境付近の場合は要注意です

 

確かに自分のところは住居環境が優先される地域だが

通りの向こうは高い建物が建てられる商業系や工業系の用途地域だった場合には

もしかしたら今の住環境が変わる可能性があります

 

いきなりそうはならないように配慮はされていますが

購入予定地だけでなくその周囲がどんな規制がかかっているのか

注意が必要ですね

 

 

空き家が増え続ける今の現状で

既存住宅を有効利用しようと民泊なども増えてきています

 

その用途が知らず知らず変えられ

当たり前だったゴミ出しルールや静かな住環境が

その住宅を使用する旅人の価値観や国柄によって

当たり前ではなくなり悩みの種になってしまうこともあります

 

本来ならばその建物の用途を変更する場合にも届出や許可が必要なのですが

一般の方がそこまでのお考えに行き着くことも中々難しいですよね…

 

時代の流れにより法律が追い付かなくなっていることもあり得ているのです

 

法規制をご確認するのはもちろんですが

周辺の空き家状況や近隣の方々にお話しを聞いてみることも

購入するにあたり大切なポイントになっています

 

今回は用途地域から…建物用途の変遷をご紹介させて頂きました

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