来月の伊東市長選は過去にない人数の候補者が乱立し
どうなるのかわからない様相になっているようだ
失職した前市長も再出馬していて
『もしトラ』ならぬ『もしタク』もあるかもしれないと
聞き及ぶこともしばしば…
既に行われた市議会選挙において
解散前とほぼ同じメンバーがそれぞれ当選され
前市長への不信任案が可決されての市長選に
また当の本人が出馬…
諦めの境地から政治への関心が遠退いていた私ですが
もしタクが現実のものになった時の
お昼の討論番組が予想出来て…いささか不安である
『それでも伊東市民はまた選んだ』
『鋼のメンタルで返り咲き』
メディアにしては近年例を見ないネタですね
恐らく…死ぬまで伊東で過ごすことになる私としては
それってどうなのかと言わざるをえない
改めて私見を申し上げておくが
前市長は…
城ケ崎高校卒の経歴で
堂々と良いと思う市政運営をすれば良かったと
思っていました
やってみての評価がどうなったかはわかりませんが
市政運営の評価をする前段階で
ご本人の資質評価で現状に至った訳ですよね
これまでも学歴詐称の問題において
公職選挙法違反容疑で告発された例はたくさんありました
当人たちには社会的制裁が加えられたものの
不起訴や起訴猶予処分などで罪に問われないケースも多かった
しかし前市長の場合は…
虚偽の経歴の公表に留まらず
その嘘を取り繕うために
ニセの卒業証書を何らかの形で入手または作成し
それを見せて相手をダマそうとした
その行為の悪質性は過去のそれとは格段に違ったものになるはず
その疑惑を解明するには捜査当局が
卒業証書を弁護士から押収すれば白黒はっきりするのですが…
その強制捜査をせず二の足を踏んでいることに対し
『警察は何をやっているのか』と
思っている人が大勢いるのだろうと思います
調べたらですね…
公職にあるもの或いはそれに就こうとする者に対しての
強制捜査は選挙妨害になる可能性があるため出来ない
ということだそうです…
つまり…
個人的な延命手段なのかもしれないが
強制捜査に踏み切らせないためには
市長選に立候補して
『公職に就こうとする者』になる必要があるのです
市長に返り咲く結果になれば強制捜査されることはないでしょう…
市長になれなければ強制捜査になるのでしょう
どちらにしても
個人的な容疑を回避しようとする作戦に振り回されるのは誠に遺憾である
が!
それでもなお支持する人が一定数いる…
その方たちはどうお考えなのだろうか…
政治を刷新するためには法を犯しても良い…
大した犯罪ではないから…
前々市長の市政運営の嫌悪感よりはマシ…
思想は自由で良いと思うが
法治国家の根幹が問われているような気がしてならない
全国的に伊東市民の民意が注目されている
今後の動向と最終顛末も注目されている
大いなる関心をもって見守りたい
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