こんな自己満足なこと、やっているんです
仕込み中に入って来た料理人のお客様が、びっくり。
「煮干しの頭とはらわたとってる・・・。こんな手間のかかることやってんの?大体、お客さんにわかるかー?この味とか手間。」びっくりというか、呆れてというか・・・
煮干しの頭をとり、2つに割る。はらわただけを残さず取り除く。本体だけをストックする。
これを繰り返すわけですが・・・1キロの煮干しを仕上げるのは、かなりの時間と労力。
この煮干し、こんぶ、かつおぶしで、日々だしをとるわけです。
こんな時代に何やってんだーと言われそうな一汁三菜の仕込み風景です。
一汁三菜の煮干しは、こだわりではなく、自己満足。
本だしとかいろいろあるわけだから。実際、売れているわけだし、業務用のサイズだってあるし。
こだわりという表現は、誰かが評価するから成立するのではないでしょうか。だから、自己満足なわけです。
そして、自己満足が、たくさんあるな・・・多分。
お節介な週末女将がいる小さなお店ですが、よろしければお越しください。
お待ちしています。
作成日:2017年10月21日
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