筋出力って何?(健康体操教室の情報)
2017年09月20日
こんにちは!小次郎で~す。
10月の健康体操教室のお休みの日をお知らせします。
玖須美温泉会館 10月12日はお休みします。
鎌田湯会館 10月14日はお休みします。
和田湯会館、池生涯学習センターはお休みはありません。
お間違いのないよう気をつけて下さい。
今日は、9月〇日の健康体操教室の出来事を紹介します。
トレーナー:
は~い。
それでは太ももの前の筋肉のトレーニングをしましょう。
椅子に少し深めに座って下さ~い。
足を腰幅に開き、足首を曲げて両膝をいっしょに伸ばしましょう。
さぁ~、行きますよ~。
おばあちゃん:
先生!
片膝ずつ伸ばした方が筋肉に効きそうな気がしますが?
トレーナー:
そうですね。
両膝を伸ばすやり方と片膝ずつ伸ばすやり方がありますね。
どちらがいいかと言うと・・・・・・・・・・?
筋力アップを行うには、筋肉を肥大させるトレーニングと筋出力を上げるトレーニングがあります。
健康体操教室では、自体重での運動が中心です。
自体重では筋肉を肥大して筋力をつけるのは、ちょっとむずかしいかな。
それに、おじいちゃん、おばあちゃんに重いダンベルやバーベルを持たせて筋肥大トレーニングは危険です。
健康体操教室では筋出力を上げるトレーニングを行っています。
立ち座り動作や歩行動作など、日常生活での動きを繰り返し行います。
「神経系の活性化」と「多くの筋線維の動員」をするためのトレーニングです。
いろいろな動作を繰り返し行い、動きやすい身体を作るトレーニングということですネ。
おばあちゃんの言っている「片方ずつの方が効きそう」というよりも、両方で、そして片方ずつ交互にいろいろいな種類のトレーニングを行った方がいいですネ!
筋肉を肥大させるトレーニングでも「両手、両足で同時に行うもの」と「片手、片足ずつ交互に行うもの」があります。
どちらかいいということではなく、それぞれのトレーニングの効果を理解して使い分けることが大切ですね。
まず知っておきたいのは、両手・両足で行う筋トレは、片手・片足の筋トレの2倍にはならないということです。
片手で10㎏持ち上げられたから、両手では20㎏持ち上がると思いますが、実際は左右合計の90%程度しか持ち上げることができないようです。
人間の身体の複雑なところですネ。
人間の身体は、左右同時に動作を行うと、どうしても弱い方に合わせてしまうようです。
片方ずつのトレーニングだけを行っていると左右の筋力の差がだんだん大きくなります。
左右のバランスが悪くなるということです。
左右差がなくバランスのとれた身体がベストですので、まずは、両手・両足の筋トレから始めた方がいいですネ!