伊豆フル

一般社団法人 日本オオカミ協会 静岡県部

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協会のご案内

伊豆の自然、または日本の自然を守るために、オオカミの復活の役割と生態系を知る、考えるイベントや講演を主催する会です。


1993年8月20日、「日本オオカミ協会」は、オオカミに対する誤解と偏見を解いて、その生態を科学的に正しく伝え、世界中のオオカミの保護と復活のために設立されました。
以来、任意団体として18年間にわたって活動してきましたが、2011年4月11日に一般社団法人の登記を行い、このほど新法人に移行しました。
これを機に、「オオカミの復活と、これによる自然生態系の再生保護、農林水産業の振興、獣害事故の防止等」を目指し、より一層、活動に励んでまいります。

生物多様性は生態系の健康度をあらわす指標のひとつ
土壌、空気、水などの無機的な物質の上に、無数ともいえるさまざまな生物が共存し、相互に関係しあって生物群集や生態系を構築し、環境を安定化する働きをしています。地球誕生以来の40億年以上という気の遠くなるような時間の経過の中で、生物たちは無機的な環境に作用し、一体となって新たな環境をつくり、その新たな環境はまた生物に影響を及ぼしてきました。この相互作用の連続を通して、さまざまな環境をもった生態系が出現し、これがまた新たな生物の進化の原因や条件となり、さらに多くの生物の種を生み出しました。こうして地球の生物圏(バイオスフィア)がつくられてきたのです。だから、現在の生物多様性は、未来のより高度な生物多様性を生み出す母体になるはずなのです。地球の生物圏はこれまで、生物生存のための快適な環境の創出のために生物の種を増やす方向に変化し続けてきました。

こうした高度な生物多様性をもった生態系は、そのなかで進化してきた生物の一種にすぎない私たちにとってもかけがえのないものです。こうした生態系抜きでは、私たち人間は生存できないといっても過言ではありません。生物多様性とは、こうした生態系の健康度をあらわす指標のひとつなのです。
絶滅種、とりわけ頂点捕食者の復活は生態系復元の第一歩
人類の歴史は自然破壊の連続でした。だから、その尺度である生物多様性は、私たちの欲望を満たすための際限ない開発によって多くの生物を失い、限りなく低下し続けています。種が絶滅するごとに私たちの生存条件もその分悪化しているわけです。だから、絶滅に追いこまれた種とその生息環境の再生、すなわち多様な生物に支えられた生態系の再生は、私たち人類が生存し続けるために不可欠な私たち自身の責務だと考えます。

日本では近代になって多くの生物種を絶滅させ、大切な生態系を消滅させてきました。1世紀前のオオカミ、最近のカワウソ、トキ、コウノトリの絶滅は多くの人が知っています。幸いなことに、トキとコウノトリは復活しつつあります。しかし、カワウソは忘れられたままです。オオカミはさらに悪いことに無視し続けられています。

絶滅種、とりわけ生態系のネットワークの要に位置する頂点捕食者(キーストーン種)の復活は生態系の存続にとって不可欠です。日本で1世紀前に絶滅したオオカミ(正しい呼称はハイイロオオカミ)はそうしたかけがえのない頂点捕食者でした。

シカやイノシシの異常な増加を抑え、彼らから日本の生態系と農林水産業を守るためには、オオカミの復活以外に方法はありません。食物連鎖の頂点に立つ捕食者オオカミの再導入による均衡のとれた生態系の復元が求められています。これは、すぐにでも実現できます。オオカミの保護は、今や国際的な常識です。
真の生物多様性保護の自然観 に根ざしたオオカミの復活
野生生物を含む自然を、人間にとって有益なもの、害になるものに分けて考えることは、人間中心主義のエゴ的な自然観によるものです。自然があっての人間、自然に抱かれ生かされている人間という生態学的自然観(生物多様性を重視する自然観)とは全く相容れません。

日本オオカミ協会は、自然と人類の共生を説く生物多様性保護の自然観に基づき、均衡のとれた生態系の復元のために活動しています。
シカ対策の切り札を、奥山はオオカミ、里山はハンターと考え、現在、オオカミの再導入とともに、下記の2つの同時実現を提言しています。
1.ハンターの自治体雇用による常勤体制化
2.シカやイノシシなどに対する広域的侵入防止柵(壁)の建設
一般社団法人 日本オオカミ協会 静岡県部

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FAX.0557-51-1750
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