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  • 伊豆山神社 -


  • 説明
  • 古来伊豆大権現、又は走湯大権現、伊豆御宮とも走湯社とも称され、略して伊豆山又は走湯山と呼ばれていましたが、明治になって現在の社名に改称されました。
     平冶の乱後、平家の手により伊豆国に配流の身となっていた源頼朝が源家再興のことを当社に祈願し、後鎌倉に幕府を開くに及んで 驚く当社を崇敬し、箱根とともに二所と称えて、幕府最高の崇敬社として関八州総鎮護とされ、社領四里四方、海上見渡す限りの外に鎌倉、室町期を通じて多数の社領を各地に所有していたことが南北朝時代の文章「寺領知行地注文」に記されておりますが、 その所領範囲の広大であったことは実に驚くべきもので、当社の最隆昌期における状況を示しております。
     戦国時代には、小田原の北条氏(北条早雲、北条氏綱、北条氏康)により厚く庇護されていましたが、そのために豊臣秀吉の小田原征伐で一山残らず焼打ちにあい、焼失してしまいました。
     徳川の治下に及んで、焼失した伊豆大権現は再建復興され、文禄三年伊豆国葛見郡のうち二百石を寄進し、次で慶長十四年関ヶ原の合戦で大勝を収めたお礼として更に百石、併せて三百石の朱印領を寄進して 崇敬の誠を至し、歴代の将軍も又これに傚い、明治維新に際して国に上地いたしました。

    御神徳
    伊豆山大神は霊湯「走り湯」を掌る湯泉の守護神にして強運・天下取りの神であります。
    また正しい御縁に導きくださり、一切の災からまぬがれ福徳が得られるという御利益があります。

    赤白二龍
     走湯山縁起に拠れば
    「伊豆山の地下に赤白二龍交和して臥す。その尾を箱根の芦ノ湖に付け、その頭は伊豆山の地底にあり、温泉の湧く所はこの龍の両眼二耳鼻穴口中なり。」とあります。
     赤龍は火、白龍は水の力を掌り、二龍の力を合わせて温泉を生み出すという最強の守護神であります。

    年中主要祭事
    歳旦祭      一月一日
    鎮火祭      一月十五日
    節分祭      二月三日
    紀元祭      二月十一日
    祈年祭      二月十七日
    雷電社例祭    三月十五日
    例大祭      四月十四日・十五日・十六日
    走湯神社例祭   五月十四日
    大祓式      六月三十日・十二月三十一日
    足立権現社例祭  七月一日
    白山権現社社例祭 八月七日
    本宮社例祭    八月二十三日
    明治祭      十一月三日
    温泉感謝祭    十一月十日
    新嘗祭      十一月二十三日
    天長祭      十二月二十三日
    月次祭      毎月一日・十五日


  • 二龍は最強の守護神!!
  •  縁結び 

    伊豆山神社の見どころや魅力をお伝えします♪明治時代から現存し、伊豆の地名の発祥となったほどの歴史を持つ由緒正しき社。ここは、源氏が負けた平治の乱の後、犯罪人として蛭ヶ小島に流された源頼朝と、その後正妻となる北条政子と出会った場所とされています。逆境の中出会い、愛を育んだ2人の力が眠っているパワースポットとして人気です。
     
    また、勾配のある山道を片道20分ほど歩くと、大きな岩と鳥居が現れます。鳥居の中にはタレントの小泉今日子さんが奉納した鳥居があります。強運の神社である伊豆山神社にご利益を求めて、奉納されたのでしょうが、今の小泉さんの活躍ぶりをみると、ご利益はあるといえましょう。

    小泉今日子さん奉納の鳥居

    小泉今日子さん奉納の鳥居


  • 神社の情報
  • 名称関八州総鎮護 伊豆山神社
    電話番号0557-80-3164
    住所〒413-0002
    熱海市伊豆山708-1
    駐 車 場
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