nackyのブログ(2017年11月29日)

  

いい肉の話

今日は11月29日。
いい肉の日です!
いい肉の日にちなんで、いい肉の話をご紹介します!

 
 

『伊豆牛サイコロステーキ物語』
 
 
[伊豆牛サイコロステーキ誕生秘話]
~なぜダイビング屋がステーキ屋を始めたのか~
 
           

 
 
〈はじめに〉
 
全速力で、仲間と鬼ごっこしたり、サッカーをしたり、校庭を走り回っていた子供の頃。
恋人との待ち合わせに遅れまいと、息せき切って町中を駆け抜けたあの頃。
思い出すだけで、懐かしくなりますよね。
でも、残念なことに大人になった今‥‥‥。
気が付いてみると、全力で走ることもなくなり、むしろ走ろうとすると転んだり、ちょっとした段差でつまずいたり‥‥‥。
「あれ?いつの間にこうなったのだろう?」
「こんなはずじゃなかったのに‥。」
と感じることが増えていませんか?
 
年齢とともに考えることが多くなったカラダの健康。
 
子供の頃のように、走り回ることは出来なくても、
「健康を維持したい!」
と誰しもが思いますよね。
 
 
実は、『伊豆牛サイコロステーキ』が、誕生したのも、そんな「健康維持」の事情があったのです。
 



第一章  ダイビング屋の現状と私達の課題
 
 
   ここ伊豆半島。
沖合は、黒潮と親潮がぶつかり合い、東は相模灘、西は駿河湾という深い海溝を持った世界にも珍しい地形。更に、海岸から千m級の天城連山頂までの僅かな距離に見られる垂直分布。
伊豆半島は、ダイバーなら誰もが知っているダイビングのメッカ。ダイビングの聖地と言っても過言ではないくらい、自然に恵まれた土地。
   私達、マリンゾロリゾート(以下、マリンゾロ)は、そんな自然に恵まれた地、伊豆半島伊豆高原で、ダイビングセンターとして三十五年以上、伊豆半島の海の素晴らしさを提供してきました。
実は、マリンゾロはダイビング業界では、日本で1,2を争う老舗です。
ですから、その頃からのゲストダイバーも未だたくさんいます。
   しかしながら、近年ダイビング業界も高齢化が進み、ダイビングをする中で、ゲストダイバーの体力の低下・筋力の低下をひしひしと感じるようになりました。

「歳をとっても末永くダイビングを楽しんでもらいたい。」

これは、私達がゲストダイバーに対する願いです。
そんな願いを実現するために、私達に出来ることはないか?
   因みに、ダイビングというのは、レジャースポーツですが、かなりのカロリーを消費します。
一般的には、1日2回三十分ずつダイビングするだけで、肉体労働者の一日分のカロリーを消費するといわれています。
海中の景色や魚たちの生き生きとした姿を見て楽しむだけで、この消費カロリーです。
いっぱい楽しんでいっぱい体力を消耗したダイバーの健康を維持するためのサポートとは?
ゲストダイバーの体力や筋力の低下を防ぎ、健康でいられる方法はないのか?
私達はその答えを探し始めました。
 
 
 
 
第二章  『三大栄養素』タンパク質
 
 
   そんな中で着目したのが、食生活でした。
皆さんもご存知の通り、人間が生きていくのに必要な『三大栄養素』(炭水化物、タンパク質、脂質)というのがあります。
私達は、その中でも【タンパク質】に焦点をあてました。
 
人間の体の六十~七十%は水分で出来ているのはご存知のとおりです。
では、あとは何で出来ているのかと言いますと、残りのうち二十%はタンパク質なのです。
ですから、『三大栄養素』の中で、人間を構成する組織として、タンパク質が重要というわけです。
タンパク質は、髪の毛や皮膚、内臓を作り出します。
そして、何よりもタンパク質は、筋肉を作りだす材料なので、筋肉を増強させる働きがあります。
また、消化エネルギーを増やすので、代謝がアップします。
 
ということは、
【タンパク質】は、私達が求めていた体力の低下や筋力の低下を防ぐのに効果があるということなのです。
更に、多様なアミノ酸を一度に効率よく摂取することが出来るので、細胞が活性化し、内側から綺麗になれる!
ということは、老化防止にもなるというわけです。
では、その【タンパク質】。どんな食物に多く含まれているかというと、
主に魚や肉、乳製品などに多く含まれています。
 
 
  
 
第三章 肉を選んだ理由
 
 
   そこで、私達が選んだのは、肉でした。
一見、私達はダイビング屋という海に携わっている仕事なので、魚と言われそうですが、私達が選んだのは。実は肉だったのです。
   何故なら、
魚の中でタンパク質が摂取できるのは、限られた種類の魚(イワシ、シラス、いくらなど)
だけであるのに対し、
肉は、鶏肉・豚肉・牛肉どれをとってもタンパク質が摂取できるのです。
ただ単にダイエットをしたいのであれば、脂肪が少なく、肉よりタンパク質の含有量が多い魚の方が、効果が高いと思います。
 
   しかし、私達はダイエットが目的ではありません。
私達の目的は、年齢に伴う体力や筋力の低下を防止することで、老化を防ぎ、健康を維持するサポートがしたいのです。
肉の咀嚼は、魚よりも咀嚼回数が多く、咀嚼するという点においては、咀嚼は、反射神経・集中力・記憶力など、脳を活発に機能させる働きがあるため、老化防止になります。
また、「肉を食べる」という行為そのものを五感で感じ取ることの効果、
例えば、あの肉の脂分が、鉄板の上で奏でるジューシーな音と香りは、脳内の快楽・至福物質を分泌させ、幸せな気分にしてくれます。
そんな食べる幸せをももたらしてくれる肉を、私達は選んだのでした。
 

 
 
第四章 美味しい肉を求めて
 
 
   そして、次に探し始めたのは、肉の種類。
鶏肉・豚肉・牛肉の中で、私達が選んだのは、牛肉でした。
一般的な考えでは、「牛肉」は、
・脂肪が多い。
・カロリーが高い。
・値段が高い。
と思われています。
しかし、牛肉の赤身の部位には、脂肪の燃焼を促す成分が入っている上、鉄分や亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。ゲストダイバーに、健康に寄与する美味しい肉を提供するには、やはり牛肉が良いという結論に達しました。
 
   でも、そこからが大変だったのです。
牛肉の赤身の部位と言えば、一般的にはモモ肉ですが、私達が求めていたのは、ステーキにふさわしい肉の部位。
   余談ですが、ステーキは、脂肪のもととなる糖質が少なく、栄養価が高いうえ、体脂肪の燃焼につながるということで、よくアスリート選手が食しています。意外ですよね。
   話を元に戻すと、普通ステーキ肉としてふさわしい部位は、サーロインやヒレなので、モモ肉をステーキとしてゲストに提供するのには不向き。
かといって、ヒレでは、高級すぎて、ダイブフィー以外の金額が高くなってしまいます。
赤身なのに柔らかくて食べやすい。しかも適切な価格で提供できる赤身肉の部位。
なおかつ、そんな私達の要望を受け入れてくれる精肉店。
私達の精肉店探しが始まったのでした。
 
 
 
 
第五章 辿り着いた肉は『伊豆牛』
 
 
本当にいろんな精肉店や肉卸業者をあたりました。
正直、今現在に至るまで、何回も肉の取引業者が変わりました。
そして、やっと私達の要望を受け入れてくれたのは、意外にも身近な精肉店でした。
そう!
伊豆半島民ならだれもが知っている伊豆のブランド牛『伊豆牛』を扱っている、ひらい精肉店さんでした。


 
【ひらい精肉店&ひらい牧場豆知識】
・「安全、安心、美味しいお肉」をモットーに、生産から販売まで一貫経営。
・ひらい牧場で育てられている伊豆牛は、伊豆の国浮橋という澄んだ空気、良質な水と風に恵まれ     た土地に暮らしている。
・その肥育頭数三百~三百五十頭。年間出荷数百二十頭。
         ‥販売頭数が限られている。
・交雑種の優秀な品種を条件にメス限定で飼育。
         ‥一般的にメス牛の方がオス牛より肉が柔らかく、食肉に適している。
・子牛の時に充分にミルクを給与。‥ミルクは哺育子牛の栄養源としては最高。
・ビタミン豊富な完全乾燥させた牧草。
・抗生物質を一切使用しない飼料を給与。
・二十八か月の飼育期間目標。
・静岡県農林水産物認証取得一〇二一〇〇一六号
         ‥食の安全、安心、信頼、嘘のない食生活の確保を目的とし、自然な飼料で育成し、生産か             ら出荷までの安全性を確立し、消費者へ情報提供していることを条件にした県の認証制度。
〈メッセージ〉
ちょっと前までは、肉は高級品。牛肉は盆暮れや人寄せの時くらいしか食せなかった。
少しでも、より充分に誰でも価格・品質など身近に食することは出来ないかという発想と、出来るだけ自然の中に促した中での育成を目標にしています。
                                                          (ひらい精肉店HP&農林水産認証HPより抜粋)
 

私達の要望、

「赤身なのに柔らかくて食べやすい。しかも適切な価格で提供できる赤身肉の部位。」
 
そんなわがままな要望を真剣に聞き入れ、提供してくれた伊豆牛の希少価値の高い赤身肉の部位は、
赤身の肉の旨味が口の中でジュワーっと広がるのに、肉々しいくどさがなく、
後味がサッパリしていて、しかも柔らかい!

ステーキにして試食した私達は、
 
「あぁ!これだったらゲストダイバーの健康に役立てる!」
 
食べた瞬間、そう感じた赤身肉でした。
 
こうして、やっと私達が求めていたステーキ肉を探し当てる事が出来ました!
これで、私達の目的、「ダイバーの健康維持のサポートをする。」が叶います。
いよいよ『伊豆牛サイコロステーキ』として、誕生する準備が整いました。
 
でも、問題が一つだけ残っていました。
この『伊豆牛サイコロステーキ』
いったいいくらでダイバーに提供すればいいのでしょう?
 

 
 
第六章 伊豆牛サイコロステーキの値段
 
   でも、この『伊豆牛サイコロステーキ』
いったいいくらでダイバーに提供すればいいのでしょう?

   私達が最も考えなければいけない問題でした。
一般的にステーキ店食べるステーキの値段は、安くても二千円以上はするでしょう。
   しかも、伊豆牛は、年間生産頭数が限られている希少価値の高いブランド牛です。
私達は考えました。
 そこで、ふと思い出したのが、
ひらいさんの〈メッセージ〉
 
「少しでも、より充分に誰でも価格・品質など身近に食することは出来ないか」
 
   そうです。生産元が望んでいる事は「身近に食することができる価格」
私達、商品化する側が高い値段で提供しては、生産元の志が無になります。
しかも、伊豆牛サイコロステーキは、元々ゲストダイバーに提供するステーキ。
皆さんもご存知の通り、ダイビングのレジャー費用は高く、なおかつ宿泊していただいているゲストダイバーから、
「これ以上のお金はいただけない。」
と考えました。
   そして、
伊豆牛サイコロステーキは、殆ど利益なしの金額、
千二百円(税別)
というステーキとしては、破格の値段で、提供することになったのでした。
 
 
 

 
第七話 ダイバーの鶴の一声で‥。
 
   当初、伊豆牛サイコロステーキは、ゲストダイバーの昼食として、千二百円でスタートしました。
ダイビングを終えて、お腹ペコペコで、リゾートに戻って来てから食べるメニュー。
『伊豆牛サイコロステーキ』
実は、大好評だったのです。
満面の笑みで美味しそうにサイコロステーキを食べるゲストダイバー。
ご飯をおかわりして、そのご飯をステーキにかかっていた極秘のたれにつけて食べるほどでした。
鉄板やお皿の上は、もちろん綺麗さっぱり空っぽ!
   やっと探し当てたお肉は、私達の希望通り、ダイバーの身となり、健康維持のサポートとなったのです。
そんな時に、ゲストダイバーからの一言。
「これ、売れるよ!」
そんな鶴の一声に勇気づけられた私達。
   元々ダイバーの体力低下、筋力の低下を防ぐために、探し当てた伊豆牛の赤身肉。
そして、そこから誕生した『伊豆牛サイコロステーキ』。
それをダイバーだけではなく、伊豆半島の皆さんにも食べてもらって、少しでも体力低下や老化防止、健康維持のサポートになるのであれば、地域貢献のお手伝いも出来るし、こんなに素敵なことはないじゃないか。
と考え、お値段もそのままの千二百円(税別)で、一般の方々に提供することにしたのです。
 
こうして今現在、ダイビング屋のマリンゾロが、皆さんに美味しい伊豆牛サイコロステーキを食べていただいているというわけなのです。
 
 
 
〈あとがき〉
 
いかがでしたか?
ダイビング屋の悩みから誕生した『伊豆牛サイコロステーキ』。
 
・正真正銘!本物の伊豆牛を使用。
・サイコロと言っても、練り合わせで作った角ではなく、ひらい精肉店おすすめの希少価値の高い     赤身肉の部位を使用。

 
伊豆半島民の方なら、一度は食したことのある『伊豆牛』。
鉄板の上で、まだジュージュー音を立てているサイコロステーキを一切れ口に入れ、ゆっくりと噛んでいくと、口の中いっぱいに伊豆牛独特の赤身の旨味が広がります。
その瞬間!
「え?本物の伊豆牛だ!」
と、写真を撮って、友人や家族にメールを送る島民のお客様が続出しています。
 
ステーキの写真は、気兼ねなくご自由にお撮りください。
そして、
あなたが「伊豆牛サイコロステーキ美味しい!」
と思ったら、
是非、メールやフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなどのSNSメディアでご紹介くださいね。
あなたの紹介で、一人でも多くの方の健康維持にお手伝いができれば、私達にとってこんなに嬉しいことはありません。
 
『伊豆牛サイコロステーキ』であなたに笑顔を‥。

 




 

  

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