涅槃堂 - ねはんどう
説明
創立は江戸時代初期で三養院の控寺として建てられたものと推定されています。堂内には本尊釈迦如来涅槃像があり、桧の一本造りで漆箔が施されています。
金色に輝く釈迦如来涅槃像
健康長寿 家内安全 金 運
釈迦が生涯をとじて涅槃に入る姿を表した像がまつられています
沢田にある涅槃堂は、寛永年間に建てられたお堂で、ここに涅槃像がまつられています。桧材一木造で、漆箔(ウルシの上に金箔を施したもの)、全長239.39cm、金箔や髪の紺色、唇の紅色などがよく残されていて、寛政8年(1796年)頃の作品としては、かなり丁寧な技法が見られるということです。釈迦が生涯を閉じて涅槃に入るときの姿を現したもので、像の背後には、寄木造漆箔の阿弥陀三尊を中心に24体の諸仏が並びます。阿弥陀三尊は釈迦を極楽浄土に迎えに来た像で、他の諸仏はそれを悲しんで集まってきた人々の様子を現しています。
金色に輝く事から金運アップとも言われますが、全ての願いを叶えてくれるとも言われて
おり、万能の神様としても崇められています。