清水山浄泉寺 - しみずさんじょうせんじ
説明
この寺は浄土宗増上寺末で、応永21年(1414)の創始で、現在の堂宇は、安永9年(1780)に再建された浄土宗の古刹です。
寺辺に清泉が湧き、これが寺名になっています。徳川家光より十石二斗の御朱印地を与えられ、向浜の農家45軒を受領していました。
本堂の欄間には石田半兵衛作16羅漢像の透し彫があり、裏庭は江戸時代伊豆3名園の一つと称せられたといわれています。
山門手前の経堂はぎっしりと一切経が納められた輪蔵になっており、この輪蔵を手で一回転すると、すべての経を読んだと同じ功徳(ご利益)があるといいます。