河津平安の仏像展示館 - かわづへいあんのぶつぞうてんじかん


説明

平安前期の一本造りの本尊薬師如来坐像や、ヨーロッパ各地の展示会で絶賛された二天立像など24体が展示されています。

僧形坐像(そうぎょうざぞう)

 健康長寿 

津桜と温泉で知られる河津町は、平安時代、華やかな仏教文化が花開いた土地でもありました。多くの仏像を伝える河津町にあって、最も古く、学術的、美術的に重要な仏像を多数伝えるのが、谷津の南禅寺です。2013年2月20日に、南禅寺横に「伊豆ならんだの里 河津平安仏像展示館」がオープンしました。

南禅寺の本尊・薬師如来坐像は、平安時代前期(9世紀)に遡る仏像で、静岡県内最古の仏像です。この時代の木彫仏像は、神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県など周辺都県でもほとんど知られておらず、この地域の歴史を考える上で極めて重要な文化財です。他にも南禅寺には、東海最古の地蔵菩薩立像(10世紀)や、1978年にドイツ・スイス・スウェーデンのヨーロッパ各地での展示会を巡り、現地新聞で絶賛された二天立像(10世紀)を始め、24体の平安仏が伝えられており、まさに仏教美術の宝庫です。

中でも、『おびんずる様』として知られる僧形坐像は、実際に除病を願いながら撫でることができます。
実際に触れられる平安の仏像は大変貴重とされています。


 

スポットの情報

名  称河津平安の仏像展示館
電話番号0558-34-0115
住  所〒413-0515
静岡県賀茂郡河津町谷津138番
営業時間午前10時~午後4時(閉館)
定 休 日毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
代金・料金観覧料:
大人、高校生以上 300円
小、中学生    100円
標章者(手帳提示) 200円
幼児       無料
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